アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
5
-
途端に反転する視界。
目の前にシンの顔。
押し倒されたんだって理解するのに、数秒かかった。
ポカンとして見上げたシンの顔は王子様なんかじゃなくて、野獣のようだった。
「俺、シュウさんをぐっちゃぐちゃに犯したいくらいずっと好きだった」
「.....へ?」
お、犯す?犯したい?シンが、俺を...?
その言葉を理解して、一気に顔に熱が集まる。
ずっとって事は、そのままの意味で、ずっとそういう目で俺をみてたって事だよね?
そう考えたらますます顔が熱くなった。
「だけど、俺が未熟なせいでシュウさんに嫌われたくねぇって中途半端にしてたから....アイツに出し抜かれて.....。
シュウさんに怖い思いさせちまったって思うのと同時に、悔しくて嫉妬した。シュウさんは全部俺の物なのにって」
その瞬間、シンと目が合った。
その目は全てを射抜きそうにギラついていた。
思わず、ゴクリと生唾を飲んだ。
「ねぇ、俺にシュウさんの全部頂戴。そしたら俺、毎日アンタの事ぐっちゃぐちゃのトロトロに甘やかして、犯して、俺のだってマーキングして守るから。ね?」
ゾクゾクと背中が粟立つ。気持ち悪いとかじゃなくて、シンのその言葉に興奮してしまって。
シンに犯される自分を想像して、興奮した俺はもう変態かもしれない。
期待と興奮と少しの恐怖に指を震わせながら、上に乗っかるシンに腕を絡めた。
「....いいよ。俺の全部、シンにあげる」
シンは待ってましたとばかりに俺に噛みつくようなキスをした。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
53 / 61