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曲パロ『カゲロウデイズ』キヨレト3
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ずっとずっと繰り返している…。
それでも陽炎が、わらって奪い去る。こんなのをもう何十年も繰り返している。
もうとっくに気が付いていたんだ…。こんな物語とかにあるよくある話なら、結末はきっと一つだけ…それなら。
ずっとずっと繰り返しているある夏の日の向こうに…俺は、
トラックに轢かれそうになっているレトさんを押しのけ飛び込んだ。
その瞬間俺はトラックにぶち当たり轢かれる。
汚い血の色が見える中レトさんがこっちを見てる瞳が俺の軋む体に乱反射する。
空を見上げたら、文句ありげな陽炎がいたから俺は、
「ざまぁみろよ。」
って、笑いながら言ったら、そんな夏の日の何かが終わった様な気がした…。
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8月14日のベットの上で、俺は
「また…キヨ君の事助けられなかったんや…。」
と呟き一人、俺は猫を抱き抱えてた…。
~終わり~
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