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死にたがりな俺とカウンセラーな君14
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rtsid
最後…そうだ、これで終わりにしよう。さいごにしよう。
俺はそう思い嘘に話しかけた。
レト「なぁ、ここに清川先生…いや、兄ちゃんの事呼べへん?」
『あぁ~…多分呼べるよ!』
レト「そう。なら呼んでや。」
『なんで急にそんな事言いだしたの?』
レト「なんでって…そんなの決まっとるやろ…、これでさいごにするためや。」
俺がそう言うと嘘はニコッっと笑い、
『そうなんだ。良いよ…、でも、それで本当に良いの?』
と言ってきた。
レト「うん。ええよ。もうこれで。これで良いんや。」
『…そう。』
嘘が素っ気なく返事をしたら、目の前が急に光り始めてそこには俺の兄ちゃん(キヨ)が立っていた。
そして、気づいた頃には嘘は居なくなっていた。
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