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敦side
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最近は生徒会に忙しい廉だから
休みの日もあまり会っていない
そんなこんなで今日で学校も終わり
さていよいよだな
「廉!」
「どうしたの??」
「クリスマスなんだけどさ・・・」
「ごめんな。」
「えっ?」
「その日は珍しく両親が帰ってくるんだ。
たまには一緒に誕生日祝おうって言ってくれてさ。
だからごめんな。」
「そっか。家族がいるならしょうがないな。」
「じゃあ大晦日は?」
「親戚の家に行くんだ。ごめんな。約束したのに。」
「そっか。まぁ家族だからしょうがないな。」
「じゃあクリスマスイブは?」
「イブは・・・・「葛城ー生徒会室に来てくれー!!」
わかりました!
ごめん。イブも予定入ってるんだ。
生徒会行かなきゃいけないから。
メリークリスマス。あとよいお年を。」
まさかの・・・・
まさかの・・・・・
予定が先に入っちゃったみたいだ
まあ家族と一緒だったら仕方ないか
でもやっぱり当日渡したいからこっそり行って
渡して帰ってくることにしよう。
俺は何も知らなかった
噂のことも
廉の気持ちも何も
自分のしてきたことがどれだけ廉を傷つけていたのかを
そして今までにないくらい大きな壁が俺たちの間にあったことを
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