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敦side
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未来ならなんか知ってるかも
「もしもし未来?」
「どうしたの?」
「なんか俺のことか廉のことか情報ないか?」
「あっくんは大丈夫って言ってたから話さなかったけど
学校であっくんと僕が付き合ってるっていう噂が流れてたよ。
11月くらいからずっと。
僕と一緒にいたのをデートだと勘違いしてるみたい。」
「それだ・・・・・。 ありがと。」
ピンポーン
「廉? いるよな?返事してくれ!」
お願いだ・・・廉
「どうしたの?」
「ドア開けてくれないか?」
「今盛り上がっててちょっ「一人だろ?」」
「隣のおばあちゃんに聞いた。
なんで嘘ついたんだ?
お正月も親戚の家なんていかないんだろ?」
「それは・・・・」
「ドア開けてくれ。廉の顔が見たい。」
「それは無理。帰って。お願い。」
「もし未来と付き合ってるって噂を信じてるならそれは嘘だ!」
「敦は本当に優しいね。別にいいんだよ。
俺は大丈夫。幼馴染から恋に発展することってよくあるし。」
「違うんだ。廉のプレゼント選びに行ってて
付き合ってもらっただけなんだ。」
「俺は幸せだったから。敦といて
すっごく。だから俺は敦に幸せになってほしい。」
「俺は廉といることが「俺じゃ敦を幸せにはできない」」
廉・・・・・
どうしたら俺の気持ちは廉の心に届くんだ?
もうダメなのか?
もう信じてもらえないのか?
もう前みたいに手を繋いだりキスしたりすることもできないのか?
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