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大晦日
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敦の家に来るのは2回目
「いらっしゃい、どうぞ。」
「お邪魔します。」
「俺の部屋でいいかな?今日はちょっと話があってね。
急に呼んでごめんね。
なんか予定あった?」
「いえ、特には。」
「敦はいないから安心して。出かけたみたい。」
「そうなんですか。未来くんとですかね。」
「正直に答えてほしいんだ。廉くんは敦のことどう思ってる?」
「俺は好きでした。優しくて俺の過去のことも理解してくれて。
毎日一緒にいるのが幸せで、俺にはもったいないくらい。」
「そっか。じゃあなんでクリスマスの日言ったの?
好きになってごめんって。」
「ダメなんです。俺じゃ。俺なんかが一人占めしちゃ。
敦はきっと俺の過去を知ってかわいそうって思って
優しくしてくれてただけなんです。
それを俺は勘違いして。
それで俺は誘惑したんですこの顔で。
敦にはもっと敦にふさわしい人がいる。」
「今はもう好きじゃないの?」
「好きじゃないって言ったら嘘になるけど
好きって言ったら困るから。
俺は大丈夫です。
敦が幸せになれるなら俺はどんな犠牲をはらってもいいんです
敦は俺に大切なことをいろいろ教えてくれた。
今度は俺が恩返しする番なんです。
敦が誰かを好きになったら全力でサポートします。」
「好きなんだね。敦のこと」
「俺、感謝してるんです。どんなときも俺から離れないで
いてくれたの敦だけなんです。
さみしい時いつもそばにいてくれて。
今は・・・・今では
いい友達です・・・・」
「無理してる気がするよ?
じゃあ廉くんは?廉くんは恋とかしないの?」
「恋は苦しくて俺には耐えられないです。
だからもう恋はしないです。」
「じゃあ恋はしなくても
気持ちだけ満たすのは?」
「どういうことですか?」
「俺さ結構廉くんタイプなんだよね。
だから俺と気持ちいいことして敦のこと忘れない?」
「・・・・・・・」
「無言ってことはいいってことだよね。」
梓さんが俺をベッドまで運んで顔が近づいてくる
敦以外とするキス・・・・
もうこれでいいんだよな?
敦を忘れるために
ごめん 敦
俺 梓さんとキスしちゃう
ごめんな
大好きだったよ
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