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敦side
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廉の腕をつかんだとき
廉の腕はびっくりするくらい細かった
こいつこんなに細かったか?
そういえばこんなに痩せてたっけ?
俺か・・・・?
俺の部屋で話しているときも
廉の目には光がなかった。
真っ暗で
廉の心は固く閉じていて
俺の声が響かなかった
でもここで諦めたらもう一生
廉のこと捕まえられないきがする。
そんな顔で誕生日おめでとうなんて言わないで
笑って?お願い
俺はさよならはしたくない
だから廉を離さない
「離して。」
「離さない。廉がまた笑うまで。ずっと
俺には廉が必要なんだ。
廉がいなきゃ俺は生きていけない。
お願いだからさよならなんて言わないで。」
廉は泣き出してしまった。
12月に入ってからこんな風に抱きしめてなかった
前より痩せた気がする
今にも壊れてしまいそうなほど
ごめんな。廉。
こんなふうにさせて
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