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今日も学校。
ざわざわざわ・・・・
なんか騒がしいな・・・・
どうしたんだ?
あれっあそこにいるのって
「敦?」
「あっ!廉・・・・」
「なんか騒がしいね。どうかしたの・・・?」
「あっ本人だ!」
「全然わかんないよね・・・」
「にしても違いすぎる・・・・」
「俺の顔になんかついてるのか?」
「いや・・・そうじゃなくて・・・・・あれ・・・・」
敦が指さしたのは掲示板。
なんだ・・・・?
っ!!!!
嘘・・・・だろ・・・・・
っ!!
「あっ廉待って!!」
「ハァハァハァ・・・なんでどうして誰が・・・
俺どうすれば・・・なんで・・・なんで・・・」
「廉落ち着いて。大丈夫。大丈夫だから。」
敦は俺を落ち着かせようと抱きしめて頭を撫でてくれた
「とりあえず保健室に行こう。
今日は授業はでない方がいいな。」
俺の頭の中は不安でいっぱいだった。
「そんな顔して男誘ってんじゃねえよ。」
あの言葉を言われてから俺はずっとコンプレックスだった。
この顔が。
また学校であんなことがあったら?
そんなことあったら俺はもう耐えられない
クラスメイトに会えない
どんな顔したらいいのか
みんながどんな顔をして俺を見るか
不安でたまらない
でも誰が・・・・
考えられるのは1人しかいない・・・・
「廉。大丈夫。俺がいるから。
なにがあっても俺がいるから。」
「絶対に? 俺の前からいなくならない?
敦は俺を裏切らない?
お願い1人にしないで・・・・
なんでもするから。お願い・・・お願い・・・
1人にしないで・・・」
「廉・・・・
大丈夫。俺は何があっても絶対に離れない。
当分は廉の家に泊まってもいい?」
「うん・・・」
「じゃあ俺の家に一回行かなきゃな。」
「えっ・・・・?」
「荷物取りに行くだけだよ。
一緒に行く?」
「行く・・・・」
「わかった。とりあえず今日はもう帰るか。」
「うん・・・一緒に帰る・・・」
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