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敦side
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「廉。」
「っ!!敦・・・・っ」
待って逃げないでくれ・・・
走って逃げる廉を追いかけた
あいつ脚速い・・!
でも今逃がすわけにはいかない
俺は廉の手を握って抱きしめた
「やめろ! やめろ!離せ!」
離さない 絶対に
俺は無言で抱きしめた
ずっとずっと・・・・
落ち着いた廉は泣き出した
「なんで、いつもいるんだよ・・・・」
「ごめん。俺のせいで不安にさせた。
辛かったよな。ごめん。本当にごめん。」
「俺は・・・一人で平気だったのにお前のせいで
お前が現れたせいで・・・・
お前がいけないんだ。こんな俺に話しかけたりするから。
避けたら嫌うと思った。嫌ってほしくなかったのに避けた。
いつも敦のこと考えてた。なんでこんなに優しいんだって。」
「俺も廉のこと考えてたよ? 避けられてやっと仲良く
なれたのにって。悲しかった
図書室で抱きしめなきゃよかったんじゃないかって。
でも泣いてる廉を放っておけなかった。
そのあとに噂のこときいた。」
「っ!」
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