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夕御飯
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見られてる・・・気がする
視線が痛い
外はもう暗くなってて人もいないから安心だったけど
スーパーで買い物してると・・・
「ねえあの子・・・」
俺のことだよな・・・・
やっぱりメガネ持って来ればよかったかも
ぎゅっ
さっきから敦が俺の手を握ってくれてる
見えないように
まるで俺が不安そうにしてるのがわかるかのように
ぎゅってされる度不安が消える
不思議だ・・・・
今日の夕飯は俺が作ることになった
普段から自炊はしてるもののあまり自信はない・・・
なにが食べたいか聞いたら
和食と言われたので
今日の献立は
ご飯、味噌汁、焼き魚、茶碗蒸し、煮物
結構王道なものを選んだつもりだ。
もし食べられなかったら家にあるインスタントのカップラーメンにしよう
家に帰って調理開始
結構綺麗好きな俺は片付けをやりながら料理を作っていくのだが・・・
視線が痛い
「敦・・あんまり見ないでくれないか?」
「廉のエプロン姿可愛いからやだ♪」
シンプルなエプロンだぞ?
それに可愛いって・・・・・
「テレビ観てて!!」
「えーえ・・・わかった・・・」
そんなこんなで料理が完成
食べられると思う 味見はした!
俺の舌がおかしくなければ大丈夫のはず・・・・
誰かに作ったことなんてないから不安
「「いただきます」」
「どう?」
「うん・・・・」
無言・・・・・
やっぱり俺の舌がおかしいんだ!!
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