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【そらる×Sou】
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「うぅ...飲みすぎた」
「そ、そらるさん大丈夫ですか?」
ライブの打ち上げで飲みすぎて少々具合が悪い28歳です。どうも
「そ、そらるさんの家ってどこでしたっけ、あでもここ大阪だ...!ホテル帰らないと!」
隣では俺のこと看病しながらあたふたしてる18歳
...すまんな、飲みすぎてとても気持ちが悪いんだようん
「えぇ、そっそらるさんの部屋の鍵...!あっでも僕カバンあさっちゃ、、とっとりあえずお水!」
周りから見たらなんか少年あたふたしてるしぐわいの悪そうなおじさん担いでるし変な光景なんだろうなぁ...
やばい、寝そう
「そ、Sou...」
「はっはい!」
「俺、も無理...」
「えっえぇ...?!ちょっそらるさ!...んーもう!ちょっと失礼します!!」
体がふわっと浮く感覚とともに意識を手放した
ごめん、Sou、おじさんもう無理
「ん...」
体重い...
なんか、ゲームの音?
聞きなれたピコピコ音に気づきしぶしぶ目を開ける
目の前は天井、横を見ると
「えっ...Sou?」
「あ、そらるさんおはようございます」
Souがゲームをしていた
え、じゃあここSouの部屋?
「あ、昨日そらるさん酔いつぶれてホテルのロビーで寝ちゃって、鍵がわからなかったので僕の部屋に...」
「あ、あー...ごめん」
やっと状況を理解してふぁ〜と一つ欠伸をする
てかSou寝てないのか?
「お前、寝てないの?」
「え、まぁ...」
というかさっきからSou目を合わせてくれないし大丈夫か?
ライブ後に疲れてるのに眠ってないとかどうした、あ、ここ一人部屋だからベット一つしかないしソファーもないのか
床で寝たら体痛めるし
「あ〜俺か...男同志なんだから気にしないでいいのに」
「へ?いっいやいやでも...!ダメですよ!!」
お?なんかいきなり頬が赤くなって...わかりやすいな〜動揺してるの
かーわい
「ほら、まだ4時だし、一緒に寝るか」
「えっ、えっーと...」
まぁそろそろ自分の部屋に戻らないとなぁ...
こんなことを言うのは少しからかってみただけだが
「僕の..........」
ぼそりとSouが何かを呟いた
が最初の方が辛うじて聞き取れただけで最後の方は全く聞き取れなかった
「...え?何か言った??」
「あ、いえ...なにも」
「...そう?じゃ、俺部屋に戻るわ」
「えっ...?!」
なぜか驚いた顔をするSouに違和感を覚えながらもそそくさと部屋をあとにしようとベットから出ると
「まっ、まだ...いっちゃ、やです...」
ぎゅっと裾をつかまれ振り向くと顔を赤らめながらうるうるした目でじっと俺のこと見つめるSouの姿があった
え、何この生き物可愛い...
じゃなくて、男に向かってなに頬赤らめてるんだよ...?!
「えっ...あ、すみません!疲れてるのに...」
「いや、それはお前も同じだろ、というか俺少し寝たしお前が寝るべきじゃ...」
「あっ...そうですね、すみません!おやすみなさい!!」
そういって部屋を出されてバタンと扉を閉めれた、後ろではカチャリと鍵も閉まった音がしてもうその部屋にははいれないことがわかった
うーん、結局なんだったんだろうか...
しかし廊下に突っ立っている訳にもいかないしなにか引っかかるものを感じながらも部屋に戻りシャワーを浴びて寝た
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