アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
牢屋
-
「それにしても…ニーナってまだ全然子供だろ?本当に魔王様なのか?」
「うぅ…子供じゃないもん、魔王だもん!それにミケだって同じくらいでしょ?」
「おいらはもう21だ。ガキじゃねーよ。」
「うそ…年上?」
「おうよ。ニーナは?」
「15さい…」
やっぱりガキだな、とミケに笑われて項垂れる。
同じくらいだと思ったのに…
「それに女みたいだな。本当に男?」
「男の子だもん!」
ミケってばさっきから意地悪ばかり言ってくる。
酷い…
僕がいじけるとごめんごめんと謝られた。
「それにしても本当に魔王なのか?…ニーナがあんな事したようには思えないんだけど…」
「え?」
「いや、何でもない。聞かなかった事にして。」
ミケが一瞬深刻な顔をしているように見えた。
けど、僕はその事について聞くことは出来なかった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
15 / 52