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過去編
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龍成side
パタパタ、、、トントン、、『綾人、俺だ。入るぞ?』
ガラッ
そこには、光なんか宿していない瞳に、恐怖の眼差しでこちらを見つめる綾人がいた。
『(俺は、綾人がこんなになるまで気づいてやることができなかった。。。くそっ、ごめんな。)』
龍『綾人、学さんに話は色々聞いたよ。怖かったな、ごめんな、、、、ギュッ』
そう言いながら綾人を抱きしめてやると、震えながらも、『りゅう兄』とつぶやきながら抱きしめ返してくれた。
龍『なぁ、綾人。学さんのとこ、行こっか?』
本当はちゃんと綾人と話し合うつもりだった。
でも、こんな状態の綾人を見せられて、迷ってる時間なんかないと感じた。
綾人はずっと『りゅう兄』と言いながら、涙を流し続けていた。
綾人、どうか綾人だけは、、、、、、_______________
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