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寂しい
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家に入れと言われて驚いた僕に言う笹。
真澄『ん、なに心配してんの?今兄貴いるから手を出したりはしねぇよ。』
いや、襲われるとか考えてないけど…!
莉音『陽ちゃんいるの?てか一緒に住んでたの?』
真澄『いや、たまに来るんだよ。』
嫌がっている素振りも無いので仲はいいらしい。
莉音『…うらやましい。』
無意識に声に出てたみたい。
真澄『えっ?』
聞こえてなくてよかったー。
莉音『んーん、なんでもない。』
真澄『入れ。』
笹の後について行く。
リビングの扉を開けると、
陽『おかえり、ん?莉音じゃん。』
真澄『ただいま。』
莉音『やほー。』
陽『初めてだな、お前が家に人連れてくるなんて。』
真澄『まぁな、コイツと兄貴以外は入れねぇよ 。』
きゅんっ…
陽『ククッ…仲良くしとけよ?俺は少し寝るから。』
そう言ってリビングを後にした陽ちゃん。
気を使ってくれたのかな?
あんな顔して面倒見凄くいいもんなw
笹と似て…てか、笹が似たのか?
なんか、1人に感じてきた。
……寂しい。
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