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驚き
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真澄『なんで僕なんかと?とか馬鹿な事言ったら身長縮めるからな。』
笹が僕って言うと、不思議な感じがする…じゃなくて!!!
莉音『身長だけはやめてあげて?!』
真澄『なんでだよ、
小さい方が可愛いってよく聞くけど。』
莉音『そういう問題じゃないよ?!
ぼ、僕はすぐ伸びるかもしれないんだよ…?』
女の子みたいに小さくて可愛いままじゃいられないかもしれないじゃん。
笹は僕が大きくなったら可愛いって言ってくれないのかな。
真澄『まず、お前はもう身長止まったろ。
それに莉音は何してても、どんな風になっても可愛いことに変わりはねぇよ。』
鼓動が速くなることがわかる。
けど、僕は人だって殴ったこともある。
それが知れたら可愛いなんて言ってられないのに…
真澄『今度は何が不安なんだ?』
困ったように聞いてくる。
あぁ、うざいやつだって思われてたら嫌だな。
莉音『何も不安じゃないよ?』
真澄『嘘は良くない。』
莉音『…僕は笹が思ってる程可愛いと言えるようなことはしてないよ。』
僕の言ってることを何故か察したのか、
笹も似たようなことを言った。
真澄『俺も風紀委員長なんてやってたらいけないようなことを沢山した、してきてる。』
莉音『…?』
何をしてきたんだろう?
真澄『俺は、CROW(クロウ)の総長だ。』
CROW:カラス。
紅蓮と仲が良く、同盟を組んでいる族で
元は陽ちゃんが務めていた総長。
それを笹が継いだのか?
でも知らなくて、そんな凄いものだとは思わなかった。
開いた口が塞がらない。
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