アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
.
-
拓人side
学校の帰り道
いつもの道のど真ん中に誰かがしゃがみこんでいる
ったく、じゃまだなぁ
「あんた、何してんの?道の真ん中で邪魔なんだけど、って泣いてるの?」
面倒くさいな、でもほっとけないしな…
てか泣いてて話せてないし
「はぁ、とりあえずどっか座れば?」
「へ?あのっ僕はっ、、!」
特に抵抗されなかったからとりあえず近くの公園のベンチにつれてきた
「落ち着いたか?何かあったのか?」
「…あの、ご迷惑かけてすいません、」
あれ、こいつ見たことある気が…
あっ!!
「いや、俺は大丈夫だけど…お前、千影ってやつか?」
「えっ?僕の名前しってるんですか?」
こいつは自分が有名人だってことを知らないようで
まるで他人事のように聞いている
あのイケメンな彼氏もいるしなぁ
「僕はもう遊衣と別れたから…高嶺の花なんかじゃないしね。」
千影はすごく悲しそうに笑ってて
すごく失礼な事聞いた
「悪い。まさか別れてると思わなくて…」
ほんとに申し訳ない
だから泣いてたのか…?
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
38 / 44