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白い肌だった。
恋人が去ってから2年以上、誰にも触らせてねーらしい。
女の体とは違って、あちこち固い。でも、すべらかで、みずみずしくて、キレイだった。
肌を見た瞬間、狂いそうなくらい勃起した。
こんなの、ガキん時以来だ。自分のガッツキぶりに、我ながら笑える。
けどユウの方だって、オレに一方的に貪られるだけじゃねぇ。女なら恥ずかしがってしねーようなことも、積極的にしてくれた。
オレのベルトを外し、股間をくつろげ、自分からそこに顔をうずめて。
「うわ、大き……」
上ずった声でそう言って、ユウはちゅうっとオレの先端に吸い付いた。
ニオイ嗅いだり、舐め回したりして。それ確実に誘ってんだろ?
男のモノをしゃぶんの、好きなんだなって分かる。
イヤイヤでもねぇ、言われたからでもねぇ。純情そうな顔して、スゲー上手い。
誰の為に上手くなった?
誰にこんなに仕込まれたんだろう?
答えは知ってるハズなのに、今はスゲー嫉妬する。
じゅっぽじゅっぽと淫らな音を立てながら、ちらっと様子を伺うみてーに上目使いで覗いて来んのも、スゲーエロい。
でも何よりエロいのは、コイツがオレのをしゃぶりながら、自分の尻に自分の右手を伸ばしてることだ。
そのせいでかな? 時々眉が、悩ましげにぴくんと動く。
「んふ、んっ」
少し高い声が漏れる。
自分の穴を慣らしながら、ユウは口の方も休まねぇ。
余った左手の指先で根元や玉を撫でさすりながら、深くくわえて上下する。
「はっ、スゲ……」
気持ちイイ。腰が揺れる。
柔らかな髪に両手を差し込み、もっと深くに突き入れたくなんのを、必死になって我慢する。
オレの限界を悟ったように、ユウがちゅうっと強く吸った。
「出る!」
咄嗟に引き剥がそうとしたけど、ユウはさらに深く吸い付き、離れようとしねぇ。
いーのかよ、って思ったけど、自分の意思で止められるもんでもねーし。遠慮なく口射して、息を吐く。
漆黒の猫毛を掻き回しながら、長い射精感に浸ってると、最後の一滴まで吸い尽くしたユウが、オレの股間から顔を上げた。
赤い顔でうっとりと微笑んで、上目使いで、スゲーエロい。
オレに見せつけるように、手のひらに白いのをねっとりと吐き出して、それを今度は自分の穴になすりつけてる。
「あ……」
掠れた声。悩ましげな顔をシーツにこすり付けながら、ユウは両手を後ろに伸ばし、くちゅくちゅぐちゅぐちゅ音を立てた。
「自分ですんなよ」
目の前で伏せる頭を撫でてやったら、ユウは「んっ、だって……っ」と身もだえした。
「早く欲しい」
って。
「お前……!」
ガツンと来た。闘争本能みてーのに一瞬で火ィ点けられて、出したばかりだってのにウソみてーに勃起する。
苛立ち、ってよりはやっぱ、「煽られた」ってのが正しーのかな?
カッとして目の前の体を起こし、気付けば押し倒してのしかかってた。
白い肌に、ためらいなくむしゃぶりつく。平らな胸を撫でまわし、薄い色の乳輪を舐める。
小さく尖った乳首に軽く歯を当てて転がすと、ユウは「ひゃあっ」と腰を浮かした。
その陰茎はキレイな色のまま勃ち上がり、透明な先走りをこぼしてた。
自分がされたように、オレもソレを口に含んだ。
「ダメ! 汚いでしょ」
なんて。自分の方こそ先にやったくせに。
「汚ぇわけねーだろ」
短く言い返し、さっきされたのと同様、音を立てて口ん中でしごいてやる。
ちょっと前まで、男のモノをこんな風に口に入れるとか、夢にも思ってなかった。
なのに、不思議だ。ワインのせいか? 嫌悪感がねぇ。
愛おしくてたまんなくて、手の届く範囲の肌を撫でまわす。
太ももの内側をさわさわと撫でると、ぴくんと反応すんのが可愛い。
きゅっと締まった睾丸の下、密かに息づく後腔に指を伸ばすと、そこはさっきコイツが塗りつけたモノで、いい感じに濡れている。
中指と薬指を差し込んでみたら、「あっ、まだっ」と上ずった声でユウが言った。
いやいやと首振ってっけど、やめてやる訳ねーし。
一旦フェラは中断して、穴を広げることに集中する。
その中は、温かくて柔らかくて、でも狭くて――ずっと誰も迎え入れてねーんだって、証明してるかのようだった。
「やべぇ」
はー、っと息を吐く。興奮しすぎて、どうにかなりそうだ。
今すぐ入りたくてたまんねぇ。
無茶苦茶に突き入れて、1秒でも早く、コイツにオレを覚え込ませてぇ。
オレの形にしてしまいてぇ。
体勢を変えてヒザを割ると、察したんだろう、ユウが自分でヒザ裏を抱えて、いやらしくオレに脚を開いた。
「来て」
そのくせ、顔は真っ赤で。
震えてすらいて……。マジ、征服欲を掻き立てる。
男娼みてーに振る舞ってっけど、ホントはそう男慣れしてねーんじゃねーか?
ふっと笑って、その入り口にギンギンに固くなってんのをこすり付けると、ユウは小さく息を呑み、覚悟したみてーに目を閉じた。
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