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そっからは「好き」の連発だった。
「好き、好き、あっ、好き……っ」
ユウはオレにしがみ付き、そんな上ずった声を出した。
ギュッと目を閉じたままで。甘く。
真に受ける程ガキじゃねーけど、「いや、いや」って言われるよりは「好き」の方が断然燃える。
ユウの中も程よく蕩けて、柔らかくオレに絡みつく。
キスすれば、もう舌の絡みも緩慢になってて、意識が飛びかけてんのが分かった。
そのくせ両腕はオレにしっかり縋ってて、脚もぎこちなく絡んできてて、まるで夢中になってるみてーだ。
縋られると動きにくいけど、スゲー「クる」。
もっと無茶苦茶に突いて、もっと善がらせて、乱れさせて、もっと強くしがみ付かせてーと思う。
もっと、もっと! オレに!
「ユウ!」
柔らかく湿った髪を掴み、のけ反らせ、開いた唇に舌を捻じ込んで犯す。
「ん、ふぁ……」
口の中ぐちゅぐちゅにされてる間も、ユウはずっと喘ぎっぱなしで、よだれが甘く泡を吹いて、口の端から垂れていく。
無防備な白い喉に噛み付くように吸い付き、キツク吸い上げると赤い花びらが散った。
その扇情的な赤に、ますますそそられる。
腰が疼く。
もっとオレの印を!
キスマークだけじゃ足りねーで、歯形も付けたくて肩口に噛み付いたら、ユウが高く啼いた。
「あああああっ!」
縋られた背中に爪が立つ、と同時に、組み敷いたユウの体がびくびくと痙れんする。
もう腹の辺りはぐちょぐちょになってて、今イッたのか、空イキだったのか、それすらも分かんねぇ。
オレに縋ってたユウの手が、ふっと緩まってベッドに落ちた。
愛おしくて、クラクラする。
「イッた?」
ふふっと笑いながら、あやすように強く揺すってやると、「ん……」とか「あ……」とかよく聞こえねー声で、ユウが甘くかすかに喘いだ。
気絶したっぽいけど、やめてやる程優しくねーし。
「こら、寝んな」
囁いて、白い胸を思う存分愛撫する。
押し撫でて、乳首をつまんで。唇で、歯で、舌で、好きなだけ弄ぶ。
痩せてんのにそう貧層でもねぇ体は、意外に筋肉が薄くついてて、張り詰めていた。
しっとり汗ばんでて、触ると手のひらに吸い付いてくる。
さんざんキスマークを散らした後、もう何かたまんなくなって、背中に手を入れて抱き起した。
「ふあ……」
ユウがぼんやりと目を開けて、ぼんやりとオレの顔を見た。
口が開いてて、濡れてて、エロい。
しっかり体を支えてやって、下から貫くように突き刺してやると、ユウは「ああっ」つってのけ反った。
上から覗き込むようにして、唇を寄せる。
「起きた?」
口元で囁いて、頬に軽くキスをする。
ユウはまだ夢ん中にいるみてーだ。焦点の合わねー目つきして、オレの突き上げにガクガクと揺れた。
でも――目は開いたよな。
ふふっと口元が緩む。嬉しい、っつーか、可愛くて笑える。
「好きだぜ」
思わずそう言ってキツく抱き締め、ガツガツに突き上げる。
抱き締めんのにはいーけど、動くにはもどかしーから、もっかいユウをシーツに寝かした。
どっかイイトコに当たった見てーで、ユウが「ふあっ」と口元を押さえた。
大きな瞳が揺れて、オレからちょっと逸らされる。
両手を突いて、顔を上から覗き込みながら「好きだ」ってもっかいハッキリ言うと、ユウの顔が真っ赤になった。
2回目も、そのまま1滴残らず、ユウの胎内に注ぎ込んだ。
ホントはまだまだ抜きたくねーけど、さすがにちょっと疲れて萎えたんで、仕方なく一旦中から出る。
栓してたのがなくなったせいか、さんざん広げた穴の中から、こぷりと白いのがあふれ出てきて、スゲーエロい。
「やあっ」
ユウは恥ずかしがって、真っ赤な顔を両手でバッと覆ったけど、余計可愛いだけだった。
「見ないでっ」
とか言われたって、見るに決まってるし。
「なんで、キレイだぜ?」
そう言ってヒザを割り、くいっと脚を押し広げてやったら、「バカっ」って言われた。なんだそれ、可愛い過ぎんだけど。
オレのでいっぱいになった穴に指を差し入れたら、ごぷごぷと出てきた。
びくんと、目の前の腰が一瞬揺れる。
可愛くて、可愛がりたくなって、ひざ頭に舌を這わす。そこからすねへと舐め降ろすと、ユウが「ひゃっ」と声を上げた。
面白ぇーくらい、顔が真っ赤だ。
「酔ってるでしょ」
責めるように言ってくるけど、酔いなんかもう、とうに醒めてるっつの。
「お前は?」
そう訊くと、ユウは「わかんない」って呟いて、目元に拳を当てた。
「頭ハッキリしてるけど、目まいする」
って。
「そりゃお前、アレだろ。酔っぱらいが『酔ってませんよー』って言い張ってんのと同じだろ」
くっくっと笑いながら、片足を掴んで横向きにさせる。
酔ってない、とかユウは文句言ってっけど、どっちでもいーし。それより、背中も可愛がりてぇ。
腰を掴んでうつ伏せにして、柔らかそうな白い尻に、顔を寄せる。ガブッと噛み付いたら、「やぁん」とか言われた。
「このっ!」
まったくコイツ、ホントマジ誘ってるとしか思えねぇ。
尻から背中、うなじまで、全身に舌と指を這わせて可愛がると、ところどころでユウが小さく甘い声を上げた。
性感帯を見付けるたびに、キスマークで印を付けて――そしたらその内、またムクムクと啼かせたくなったから、後ろから貫いて激しく犯した。
オレにガクガクに揺すられながら、ユウは善がりまくってシーツを掻いた。
目ぇつむってたかどうかは、後ろからじゃ分かんねぇ。
うわ言みてーに「好き、好き」って言うことはもうなかったけど、泣くことも、もうなかった。
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