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「も、やだぁ…」
涙目になってそらるさんを見る
「無自覚って…(ボソッ」
そらるさんは、耳に触れている手を退けて
「拭けたよ」
あっさりとやめてしまった
「じゃあ、俺も風呂行ってくる」
そう言って、立ち上がるそらるさん
ボクは思わず服の裾を掴んでしまった
「?え、どうしたの?」
急に引き止められたそらるさんは驚いている
「えっと、いや、その…」
「ん?」
言えない、エッチしたいだなんて…///
お風呂に行くだけなのに、置いて行かれるのが寂しいだなんて…
「置いて行かれるのが寂しいの?」
ボクの考えていることがわかったのか、そらるさんは微笑みながら聞いてくれる
ボクは赤くなりながら小さく頷く
「んー、でも俺風呂入ってないからなー」
少し考えてそらるさんはスマホを取り出した
操作をしてからヘッドホンをスマホに繋ぐ
「10分だけ待ってて?その間、これ聞いてて」
ヘッドホンを僕につけてたそらるさんはスマホを操作し、音楽を流してくれた
そらるさんがあげていた歌ってみたの音源だった
それを1回止めて
「これ聞きながら待っていてくれる?」
「はい!」
ニコニコして答える
「じゃあ、待っててね」
そう言ってそらるさんは音楽を再生して部屋から出て行った
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