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「…ゴホッゴホッ…しまくん」
どれくらいの間そうしていただろうか…
ガチャッ
なんの前触れもなくドアが開いた
「ただい…ぅえ!?」
志麻君が帰ってきた
「…しまく…グスッ」
両手を広げて、抱きつきたい事を示す
自分から抱きつきたいけれど、思うように身体が動かない
「センラ!?どうした!?」
持っていた買い物袋を置き、俺を抱きしめてくれる
「…しまくん…ゴホッ」
ギューッと抱き着く
「…よかった」
心が温まってゆく
「こんなに冷えて…布団に戻らないと…センラ、ちょっと離して?」
嫌だと首をふる
「ああ、そうじゃなくて…言い方が悪かった
手の位置変えて?俺の首に手回して…」
言われた通り、背中に回していた手を首に変えた
「そうそう…よっ」
僕を姫抱っこにして運んでくれる
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