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まふまふSide
ダメ元でドアノブに手をかけた
ガチャ
「「え?」」
驚いて声が出た
中からも聞き覚えのある愛しい人の声が聞こえる
「luzくん!?」
玄関に座り込み涙を流すボクの好きな人
ボクが傷つけてしまったんだ…
「なんで来たの…?帰って…」
冷たく突き放される言葉に、ズキンと心が痛む
「ごめんねluzくん…少し話をさせて?」
「話すことなんて何もないよ…」
赤くなった目を逸らして素っ気なく言うluzくん
「これから言うことはボクの独り言だから…少しだけ時間を頂戴?」
「…………」
沈黙を肯定と受け取り、"独り言"を言う
「何であんなことしちゃったんだろ…自分がされたら辛いことわかるのに…好きな人を避けるなんて…」
luzくんが少し顔をこちらへ向けた
「大好きなのに…緊張して話せない、顔を見ただけでドキドキする…悟られたくないから、どうしても避けてるようになってしまう…告白すればいいのに、勇気がない…男同士だから、気持ち悪がられてしまうかもしれない…そうやって逃げるから、そらるさんに取られそうになるんだ…絶対に渡さない!」
困惑した顔をしているluzくんに向かって言う
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