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悪魔
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学校の授業、仕事など時間があんなに長く感じる瞬間はないと思ってたけど、同様…いや、それの何倍もに尿意や便を我慢している時間は長い。
うちから煮えたぎるような腹の痛みとそれに伴う全身から出る冷や汗。
痛いし気持ち悪い。
逃げられない地獄での中で必死に逃げ道を探すけどどう足掻いても無駄で、生理的な涙がでる。
自分でやるのとは全然違う。
「あと少しで全部入りますよ〜。お腹いっぱいですね!」
「さっわらな…いで!」
ただでさえ張り裂けそうなのに上から圧を掛ける悪魔がにやにやと笑っている。
てか、もう出したい。穴壊れそうまじで!
なんとか痛みを逃がそうと分娩台の頭置きに後頭部を打ち付け、ヘタれた声が出ないように下唇を噛む。血の味でなんとか理性を保っているが限界は近い。
これ、そんじゅそこらの下痢剤じゃない。
こいつ、やり慣れてるとかゆう問題じゃない。
拷問のプロじゃん!!
「さ、全部入りましたよ〜。お尻ひくひくしちゃってますねw
苦しいですか?出したいですか?」
おい、さっきまでの好青年はどこいったんだよ!
二重人格!!
「…ね、お話してるんですけど。聞こえてます?」
「いっ一!!!!」
あろうことか、ピアスを引き千切れんばかりに掴み笑ってる。
いや、こっちは死にそうなんですけど!
「あ、すいません。痛かったですね。さ、1回目出しちゃいましょうか!」
テキパキとバケツやらタオルやら持ってきて、分娩台から俺を下ろす。
正直中の水が動いて気持ち悪い。
便意と吐き気のダブルパンチ…。
スケスケの風呂場は下がガラス張りで、何故かトイレ付き。しかも、そのトイレもガラスでできており流れたもの全部見えます状態。
精神狂いそう。
ガラス張りの床に尻を突き出した状態で手足を固定され、腹の下には三角木馬の小さいやつが置かれた。微妙に腹に当たる位置で本当最悪の一言。
「さ、僕が合図したら出していいですよ!」
の、後3回ほど死にました。
正確には記憶が飛びました。
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