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お酒17(kyfj)
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(牛沢side)
フジは青い顔をして下を向き立ち尽くしていた
今にも泣きそうだ
俺はフジの手を取りフジの家に向かった
その間はずっと手を繋いでいた
俺は家につくとフジをソファに座らせ
フジのことを抱きしめた
いままでの軽く優しいハグではなく、強く
フ「ごめ、んね…気使わせちゃって」
「もう大丈夫だよ。
本当に…情けないよね、こんなの」
「早くキヨの事諦めなきゃって、
もうキヨの隣は俺じゃなくてレトさんなんだ…って…」
フジの目から涙が溢れてきた
ずっと我慢していたんだろう
その涙をふいてやり頭を撫でてやった
フ「ありがとう、うっしーは本当優しいね」
牛「…お前にだけだよ、こんなに優しいの」
フ「え、それってどういう…」
やべぇ、止まんねぇ
牛「フジ、お前のことが好きだ」
フ「………え!?」
あー、言っちまった
今言ってもフジを困らせるだけなのに
牛「俺なら絶対お前を泣かせない」
「…俺と、付き合ってくれ」
案の定フジは
どうしたらいいか分からない顔をしている
けれどすぐに俺の方を真っ直ぐ見て喋り始めた
フ「うっしー、気持ちは本当にありがたい」
「だけど俺、まだキヨの事が好きなんだ」
「だからごめん、うっしーの気持ちには応えれない」
あー、フラれてしまった
結果は見えてたのになぁ、
けれど告ってよかった
これでフジのことを諦められる
ふとフジの方を見ると、、、
牛「何でお前が泣いてんだよ(笑)」
フ「……グスッ」
牛「どうせ優しいお前の事だから
俺のために泣いてくれてるんだろ?」
「大丈夫だよ、別にフられたからって
お前から離れたりしねぇ」
「そりゃあやっぱりフられて悲しいけど
俺はフジが幸せならそれが1番いいんだよ」
「だから、さ…これからも友達でいてくれるか?」
フジは涙でぐちゃぐちゃの顔をこちらに向けて
フ「あたりまえ………っ!!!」
牛「ははっ、ありがとな」
これからはフジの幸せの為に頑張ろう
フ「あ、うっしー…、今日も泊まってかない?」
牛「え、いいのか?襲っちまうかもしんねぇぞ?」
フ「うっしーはそんな事するような人じゃないべ」
「朝、味噌汁が美味しいって言ってくれたじゃん?
だから作ろうかなって」
牛「そんな気使わんくていいのに(笑)
けどならお言葉に甘えて泊まらせてもらおうかな」
フ「…本当にありがとね、うっしー」
牛「わー泣くなって!
どんだけ泣くんだよお前は!(笑)」
フ「ご、ごめんなざっ…」
牛「うぉい鼻水きったねぇ!」
すっかりいつも通りだ(笑)
けどこれで良かった
早く2人が仲直りすればいいな
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