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苦手なもの(kyfj)
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(キヨside)
キ「あー…雨だ」
何か台風が近づいているらしく外は大雨で
雷も少しなっている
キ「…で、そろそろ離れろよフジ」
フ「…」
さっきからずっと編集作業してる俺に
後ろから抱きついてくる
抱きついてくれるのはいつもの事なんだけど
今日はいつまでたっても離してくれない
キ「俺編集したいんだけど」
フ「…」
今日中に編集を終わらせなきゃなんねぇ動画が
あって俺は少し焦っている
キ「おい、聞いてんのか?
編集したいから違う部屋いって」
フ「あ…、ごめん」
怒った声で言ったら
悲しそうな顔をしてフジが部屋から出ていった
ちょっと言いすぎたか?
でもこれで編集が進められる
それから2時間が経った時に…
キ「あー編集終わっ…
"ドッカーーンッ!!"
俺でもびっくりするぐらいの雷が落ちた
キ「うおっびっくりした…雷か
雷…?」
俺は慌ててフジがいる部屋へと向かった
ドアを開けると部屋の隅っこで
毛布にくるまっているフジがいた
耳にはイヤホンをしていて
音漏れするぐらいまで音量を上げているので
俺が入ってきたことに気付いてない
目はぎゅっと閉じて
そして…少しだけ泣いたあとがある
そんなフジを優しく抱きしめた
フ「へ、キヨ!?」
キ「ごめん…約束忘れてた」
昔、フジの両親は共働きで
子供の頃のフジは家で1人でいることが多かった
普段はそれでも平気だったけど
雷の時は1人でいるのが怖かったらしく
今でもその事を思い出して雷が苦手らしい
その話を聞いた時に俺が
「なら俺がずっとそばに居てやるよ」
て言ったんだ
それなのに…俺は…
"チュッ"
キ「へ、、、?」
いきなりフジにキスをされた
フ「フフッありがとうキヨ
でも俺は大丈夫だから編集してきていいよ?」
俺を気遣ってくれて言ったのだろうけど、
手が震えてる
キ「編集は終わったんだよ」
フ「あ、そうだったん…
"ドカーンっ!"
フ「………っ!」
何が大丈夫だよ、泣いてるくせに
俺はフジの涙を拭いてやり…
キ「だからさ、
フジがいいって言うまでそばに居るよ」
フ「…!キヨ…ありがとう…」
キ「おい、泣くなって!
どんだけ怖かったんだよ!」
それからは20分ぐらい抱きしめあっていた
フ「ねぇキヨ…」
キ「あ?」
フ「雷が気にならないくらいまで…抱いて?」
キ「!?…誘ってきたのはそっちだからな」
フ「フフッ早くキヨと繋がりたい」
キ「…〜っ!」
(おわり)
ーーーーーーーーーーーーー
弱ってるフジさん…いい…()
というか現実で台風上陸してますけど
皆さん大丈夫ですか?(--;)
私大阪なんですけどまどめっちゃ揺れてて
ちょっと怖いです(笑)
皆さんもお気を付け下さい〜!
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