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大切3(kyfj)
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(キヨside)
キ「…今日も出してないな」
フジから好きだと言われてから
1週間ぐらい経つが
その日以来フジが動画を出していない
キ「俺のせいか……?いや、」
そもそも俺に告白してきたフジが悪い
あいつ、俺がホモ嫌いなの知ってるだろ
出来ればしばらくは会いたくなかったが
タイミングが悪い事に
明日は3人でマイクラを撮る日だ
正直に言えばやすみたいけど
ラーヒーてこういう所厳しいからな…
しょうがない
俺はラーヒーに何時から撮るのかを聞いた
キ「ラーヒー、明日のマイクラって何時から?」
すると10分ぐらいで返事が返ってきて、
確認するとそこには…
ヒ『何言ってんの〜今はマイクラ撮れないだろ〜』
キ「は?どういうこと?」
ヒ『どういうことって、
フジ声でないから撮れないじゃん』
キ「…え?何それ風邪でってこと?」
ヒ『違うよ、ストレス性失声症…だったっけ?
1週間位前にフジからメッセージがきたよ〜』
"ズキッ"
何それ、知らねぇよ
声が出ない?そんな大事な事、なんで俺には
言ってくれなかったんだよ
もしかしたらフジが俺に会いたくなくて
嘘をついてるのかも、いや絶対そうだ
俺は急いでフジの家に向かった
インターホンを鳴らして数秒待つと
ドアが開いたけど、
そこにいたのはフジではなく…
キ「うっ、しー…?」
牛「キ、キヨ………?なんで、」
"ズキッ"
キ「いや何ではこっちのセリフだよ、
何でうっしーがフジの家にいんの」
牛「俺はフジの様子見に…お前こそ、」
どうして
とうっしーが言った気がした
キ「様子見に…?訳わかんねぇ、
取り敢えず上がるわ」
牛「あ、おい!」
何故かうっしーはとても焦って
俺を止めようとしたけどそれにかまわず
灯がついているリビングに行った
キ「おいフジ!」
そう大声で呼ぶとフジは肩をびくりと揺らし
俺の方を見て、驚いた顔をした
口をぱくぱくさせて何かを伝えようとしてる
キ「おい、嘘はいいから、喋れよ」
牛「喋りたくても声が出ねぇんだよ」
いつからかリビングにいたうっしーが言った
キ「嘘だ、俺に会いたくなくて嘘ついてんだろ!?」
つい大声で叫んでしまって、
またフジの肩がびくりと揺れる
牛「フジはそんな事する奴じゃねぇだろ」
キ「…実況はどうすんだよ」
するとフジは近くにあったメモ帳に
何かを書き始めた
フ『声が出る様になるまで休むつもり』
キ「マイクラとか、実写とかはどうすんだ?」
フ『ごめんね、俺抜きでやって』
フジは悲しそうに笑う
あぁ、その顔だ、その顔をするな、
何で笑うんだよ…!
"バシッ!"
俺は、フジの頬をたたいた
牛「おい何してんだよ!?」
キ「何笑ってんだよ!いつもヘラヘラしやがって!」
「あの日だってそうだ、むかつくんだよ!
俺は迷惑してるってのにお前は…」
牛「いい加減にしろ!」
キ「何でうっしーがキレてんだよ…!」
俺はうっしーの胸ぐらをつかもうとしたけど
フジは慌ててそれを止めた
そしてまた何かをメモ帳に書きだした
フ『ごめん、もう迷惑かけないから』
『本当にごめんね』
『悪いのは全部俺だから、
うっしーは何も悪くないから』
本当に申し訳なさそうな顔をして見せてきた
キ「…チッ、くそが」
牛「おいキヨ!」
うっしーの静止を聞かず俺はフジの家を出た
何故こんなに
イライラしているのか自分でも分からない
キ「そんなにうっしーが大切なかよ…!」
"ズキッ"
この胸の痛みの理由は今はまだ知らない
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