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ナンパ3
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キノコ頭はペロっと自分の唇を舐め、オレの首筋に顔を埋めてきた。
「やめ.........っ」
キノコ頭の肩を押し返すがびくともせず、服の中に手がもぐり込んでくる。
「ん?君怪我してんの?はは!どうしたのこれ、車にでも撥ねられたの。すっげえ包帯」
「うお、マジだ。その包帯取って目隠しにしようぜ!見えねぇ方がアガるだろ?」
「おー!いいなそれ。取れ取れ」
そんな安いAVみたいなことしてアガるわけねぇだろ!死ねよ!!
丁寧に巻いてある包帯を乱暴に引き剥がすキノコ頭がオレの傷を見てピクっと止まる。
「うわあ、何これ気持ち悪っ。まじで轢かれたの?君」
「てかキスマーク多くね?やっぱ君もそーゆーの好きなんでしょ」
「.........っなわけ...っ」
「え?何か言った?」
赤毛がニコニコしながら包帯をオレの目に巻き付けた。
何も見えなくなり、いつか泉さんに同じように目隠しされた事を思い出して体が強張る。
「ひっ.........や.........っ」
両手をまとめて壁に押さえつけられ身動きがとれなくなった。
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