アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
プライドvsプライド -8
-
どうやら俺は疲れて帰って来てそのままベッドで
眠ってしまったらしい。
壁の時計に目をやると、夜中の3時だった。
…最悪だ。
達に抱かれる夢を見てしまった。
今のが本当に、俺のしたいことなんだろうか…?
いや、違う。俺に抱かれる趣味なんてないし、
そもそも俺はアイツのことなんか、
達のことなんかとっくに…前から…
嫌い、なはずだ…。
もう俺は好きなんかじゃない、
そう、違う、絶対に好きじゃない。
自分にそう言い聞かせるように頰を両手で叩き、
俺は乾いた喉を潤すためにキッチンへ行こうと
ベッドを降りた。
アイツの顔を思い浮かべるだけで
ムシャクシャする。
嫌いなのにさっきの夢を思い出せば
興奮が収まらない。
足を動かした時、
不意に湿った感触を感じた。
下着の中からのようだ。
このねっとりとした感じは…。
恐る恐る下着の中を覗くと、
そこは白い液体でシミになっていた。
…夢精なんていつぶりだよ、俺。
喉が渇いて仕方がなかったので、
取り敢えずその嫌な感じを我慢してキッチンで
スポーツドリンクをコップに注いで飲み、
その後で洗面所に向かう。
一度シャワーを浴びよう。
一緒にさっきの夢も洗い流してしまおう。
そう思って服を脱ぐ。
鏡に映った自分の肌色を見ると、
先ほどまでの夢がフラッシュバックした。
達の、親友でも見たことがない雄の顔。
興奮に震える表情。
そしてそそり立った大きな自身。
頭から消そうとしても、
鮮明に思い浮かんでくる。
俺はふと下半身に違和感を覚えた。
見下げると下のパジャマが、
風船が膨らむように出っ張っていく。
何でだよ…、何で、
どうして俺はアイツなんかに、…
その現実を否定しようとして必死に抑えようと
深呼吸をする。全く違うことを考える。
それでも俺のそれは大きくなるばかりだった。
クソっ…、
俺は風呂場に入ると壁にもたれかかって
自身に手をかけた。
気付けば俺は放心状態だった。
あのあとイってはアイツを思い出し、
また勃ってを繰り返して、
結局3回やってしまった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
24 / 57