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聞きたいこと -5
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≪達騎≫
また駆と保健室で二人きりになってしまった。
なってしまった、というか、
俺がこの状況を作ったのだが…。
駆が倒れた時、先生が誰かに頼んで
保健室に連れて行かせようとしていた。
その時に俺の本能は、
勝手に俺の手を挙げさせた。
ー誰にも駆に触れて欲しくない。
駆への気持ちを捨てきれない俺は
またそんな感情に支配されていた。
当然保健室に運ぶ間、駆を負ぶうことになる。
俺にとってそれは至高の時間であり、
同時に拷問でもあった。
駆の体温は俺の腰に強烈な影響を与える。
それと戦いながら無事保健室まで来るのに
俺は並大抵ならぬ我慢をした。
そして保健室に来てからずっと、
眠る駆を見て、自分の自身に手を掛けては、
まずいと思って離し、また手を掛けを
繰り返していたのは絶対秘密。
「あ、そうそう。明日の体育は
上体起こしの測定だってよ、お前俺とペアな」
「はぁっ??なんでお前なんだよ…」
「しゃーねぇだろ。先生がスムーズに
出来るようにって、先にペアを決めることに
なったんだよ、それでお前が倒れてるのを
俺が運んでる間にみんな決めたんだ」
嘘だ、そんなのは嘘だ。
明日のペアなんて全く決まっていない。
それでも俺はまた駆を独占しようとした。
だって上体起こしだろ?
あんなに身体が密着することあるか??
そんなの絶対やるっきゃねえだろ…。
「あぁそう、…悪ぃな俺のせいで」
…ん、今なんて???
若干嫌味っぽさはあったが、
それでも駆が俺に、一応謝った??
駆の顔色を伺うと明らか目を逸らして
まるで照れているような様子だった。
可愛い!!!!!!!!!!!
ヤりてぇ!!!!!!!!!!
「お?素直じゃん、どーした?」
「あぁ?っるせーなぶっ殺すぞ」
「やれるもんならやってみ〜?」
「お前俺のこと舐めすぎ、腹立つ」
「いやお前も俺のこと舐めてんじゃん」
やっぱりいつもの駆だった。
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