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とりあえず部屋に入らなければ。
そう思い声をかける
「なぁ、グルッペン。俺が誰かわかる?」
そして耳を当てる
「ぞ、む、……っ」
「せやで、なぁ開けてくれんか?」
「今、は嫌だ……」
「もう何回も見てるからええやん」
「いや、や……」
今日は手ごわいな……
「…なぁ……グルッペン……」
「……」
可哀想やけど、これしかないか
「あー、やっぱいいわ。また後でくる」
そう言い、部屋の前から立ち去ろうとした時、
キィ……
ゆっくり、そして少しではあるが開いた。
よし、これであとは返答を待つだけ
「入ってええんやな?」
「は、れ……」
小さい声でそう聞こえた。
「わかった。開けるから離れろよ」
ドアノブをひねり、ゆっくりドアを開いた。
部屋に入れば電気も何も付いておらず、
カーテンも閉まっていた。めっっちゃ暗い。
そして、部屋の主がベッドの上で泣いていた。
ドアプレートをかけ鍵を占めたあと、
ゆっくりベッドの方まで歩いていった。
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