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「グルッペン」
そう呼びながら、相手に近づく。
もちろん、相手からの返答はないけど。
そして、ベッドまで辿り着き相手の横に座った。
「今日はどうしたんや」
「……」
彼は、毎週水曜日のお昼頃になると
必ずと言っていいほど泣いている。
いろんな理由がありすぎて俺もよくわかってないけど。
まぁでも、言い方変えれば、
グルッペンが素直になる日。かな。
「ゆっくりでええから言うてみ?」
「…」
「部屋の鍵は閉めたから誰も入ってこんよ」
安心させるように撫でてやると、口を開き始めた。
「さ、みしかっ、た……」
「…そっか。何して欲しい?」
「……」
無言で手を開くグルッペン。
いやいやいや、俺がそれで許すと思うん?
「言わんとわからへんよ俺も」
「……いじわるやな」
「なんのことだか」
「察しろ」
「グルッペンの口から聞きたいんやけどなぁ、俺」
「うるせえ……っあー、もういい!!」
そう言って、俺に抱きついてくる。
「はは、涙は収まったんか?」
「引っ込んだわアホ」
「ならよかったやん」
「む……」
頬を少しふくらませてるグルッペンの顔可愛い。
可愛すぎる。
「収まったんやな?」
「せやな」
「じゃあ、その、離してもらえます?」
さっきから理性が落ち着いてない
早急に離れていただきたい。だが
「何故だ」
上目で首傾げながら俺の顔見るのやめてもらえます?
ほんっと、
「なぁ、グルッペン」
「なんや」
「俺もう限界やわ」
「は?」
ベッドなんが都合よかったわぁ
押し倒した前も後も可愛ええ顔やな。
「毎週慰めてるお返し、してもらえませんかね?」
「……わかった、こい」
じゃ、いただきます!
end
(えっちなのかけません)
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