アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
grtn3
-
俺は抵抗するスタイルで行くぜ…!
…勝てる気がしないけど
「なんで、そうやと思ったんです?」
「いつもは俺を見つけたら声をかけてくれるのに、
最近は声すらかけてくれないからな。
顔を真っ赤にして逃げてるのバレてるゾ」
「うぐっ……それ、は」
もう勝てへん。
「…なぁ、トン氏」
久しぶりに呼ばれた…じゃなくてっ
「なんですかね……」
顔が近い…
「お前俺のこと好きやろ」
「……」
もうこうなったら全部いうしかない
「そうですよ、好きなんですよ
きしょかったら言ってくださいよ
恋されるのが俺ですいませんねぇ!」
あかん、涙出てきた
俺の初恋さよなら……
そう思っていると、
グルさんがキョトンとした顔で俺を見てきた
「お前…誰もきしょいなんて言ってないやろ?」
はい?
「そ、それってどういう……」
「俺から言いたかったわほんま」
「俺追いつけてないんすけど…」
「……一回しか言わへんからな?」
何をかっこいいこと言ってんねん
心の中で突っ込んだ瞬間、
頬にグルさんの綺麗な髪が触れる。
それと同時に、唇に何か触れた。
時間が止まった気分。
暫くすると、近すぎたグルさんの顔が離れた
「え、おま……えっ、え…………?」
「なぁ、トン氏。
俺もお前のことが好きだ」
「はい!?」
「なんだ聞いてなかったのか、もう言わないぞ」
「きいてましたよっ!でもそ、それってつまり……」
「そこは言わせてくれるんだな」
そう言いながら笑うグルさん
「え?え?」
俺はもう頭が混乱してる
「俺と付き合わないか?」
「えええっ!?」
「あ、拒否権とかないから」
「は、っ……よ、ろこんで……」
顔を真っ赤にした俺を、
グルさんは微笑みながら優しく頭を撫でてくれた。
おかえり初恋
_________________
更新遅くなってごめんなさい〜!
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
6 / 29