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utzm
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「だいせんせー」
「なんやゾム」
スマホを触っていると、
付き合ってるゾムが後ろから抱きしめてきた。
でも何も喋らない。
「……」
「いや、何の用やねん。
言わんとわからへんでー?」
「…なんでもない」
絶対嘘やん。
なんでもないんやったら、
俺の肩に顔埋めるなんて普通せんで。
普通のゾムやったらの話。
「なんやのー、はっきり言うてみぃよ」
「なんでもないですー」
「じゃあ呼ばんといてえや、俺ゲームやってんねん」
「なにしてん、ゲームすんなや」
「ダメなん!?」
「だめ」
「あー…じゃあ俺は何すればええですかね」
「なんもせんといて」
「マジかよ……」
「んー……」
…
もしかして構ってほしいんかコイツ
口で言えばええのにな
ったく、しゃあねえなぁ
「ゾムさんゾムさん」
「なんや」
「俺は携帯を置いた。やることが無くなった」
「?」
「なんや、構ってほしいんとちゃうか?」
「なんでわかったんや……!?」
目を丸くして、少し頬を染めるゾム
バレて恥ずかしいんやろか、かわええなあ
「どんだけ一緒におったと思ってんねん」
「まだ3ヶ月やろ?何言ってんの?」
「付き合ってからじゃなくてやなぁ……」
「で、何する?」
「せやなあ……」
まだまだ愛したりない
俺の可愛いゾム。
fin
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