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tnrb ※
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※前の続きです
俺は今
トントンに大事な話があると言って誘い出し
やっと、告白する。
なんだか自分の中でまだ整理がついてないみたいで
ぐるぐる自分が回ってる
「話ってなんや?ロボロ」
「…」
「?ロボロ?」
口が開けない
あ、緊張してるんか俺
でももう我慢出来ない
早く俺のもんにしたい
「…前まで言ってこなかったこと、
ちゃんと言おう思ってな」
「ほんまに!?はよ教えてや!」
そんなキラキラした目でこっち見んな
これ聞いたらその顔どうなるんやろな
嬉しがってくれるんかな
それとも、気味悪がるのかな
「あの、さ」
頑張れ俺
当たって砕けろ
「俺、トントンのこと……」
その次を言おうとした瞬間
俺の口元にトントンの人差し指があたった
「……へ?」
何がしたいんやこの人
「…言わせへんよ、俺が言いたいから」
「は?は??」
まさか、
「俺ロボロのこと好きやねん」
「……」
その発想はなかった
「なんでわかったんや」
「俺も好きやし、グルさんから聞いてたのもあるし
大事な話言ったらこれぐらいしかないやろ」
……図星である
「ロボロ?俺と付き合ってくれるん?」
「……喜んで」
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