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煤賀未乗
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「おはよ」
「はよー。」
朝のホームルームが始まるギリギリで入ってきたのは煤賀未乗(すすが みのる)。
こいつも普段俺達とつるんでる一人で、主に俺、弘、みーちゃんの四人で仲が良い。
運動神経は異常なくらいに良くて、勉強は平均をちょっと下回るくらいだが真面目にやればどんなことでも中々成果を出してくる。
そうだ、未乗も本人は自覚していないが裏表があるんだった…。
表:やんちゃ系の女子にモテるスポーツイケメン
裏:ドドド下ネタ好き。頭の中は大体下ネタ。
でもクラスの一部には未乗の本性はバレかけてるんだけどな(笑)
慌てる素振りも見せずに自分の席に座る未乗に、みーちゃんはため息をつく。
「はぁ………全く、いつもギリギリに来てたら、何かあったら遅れちゃうでしょ。いつ、何が起きるかわからないんだから常に10分くらい早めに来なよ」
「そうカリカリすんなってー、生理でも来てんのか?」
「………………」
「う"ぅ"っ!?」
未乗とみーちゃんのこのやり取りはいつも通りだ。恐らく、未乗は平均して1日3回はみーちゃんに殴られてるだろう。
あんなでけぇ体の未乗が、リスみたいなみーちゃんに蹴飛ばされてるのは端から見ると結構面白い(笑)
ホームルームまでの時間、未乗はほとんどいつも誰か女の子と話している。
囲まれてる時も多いけど。
「おはよう煤賀君!」
「はよー。あ、昨日帰りにすげーカッコいい車見つけたから聞きたいんだけど。」
「「「なになにー、どうしたの?」」」
「彼氏の助手席に乗るなら外車か日本車、どっちがいい?」
ハァ?その質問、する意味あるのか?
俺は先生を待ちながらこいつの会話に耳を傾ける。
女生徒「外車かなぁ、だってオシャレだしカッコいいもん」
女生徒「私も私もー!」
女生徒「えぇ、でも壊れやすそうだし、デート中に止まったらどうするのよー」
未乗「そこが問題だよな?俺もそこで迷うんだ」
女生徒「うーん………でも結局は運転する人かな」
女生徒「そうだね!煤賀くんみたいにかっこ良くて、運転も上手そうだったらどんな車でもいいかな!」
未乗「マジで?嬉しいこと言ってくれるな~」
爽やかに笑いながら女子と会話を交わし、話が一通り終わると未乗は俺と肩を組んできた。
「なぁ圭哉、聞いたか?」
「何をだよ?」
「女はデカさなんて気しちゃいねぇんだよ」
「悪ぃ、意味がわからね……」
「だからよ?外車並みにデカいチンコも、日本車並みの普通のチンコも、要するに大事なのはそれを乗りこなす人の人柄と運転テクニックが重要なんだ。」
「ブッ!!!」
何を言い出すんだコイツは!?!?
しかも今の女子たちは絶対に質問の意図を理解してないぞ!?ただの自動車の話と思って話してただろ!
「人の考えの根底はいつも一緒なんだぜ?車でもそう思うならチンコに関しても一緒だ。」
「一緒じゃねーーよ!!」
「だって考えてもみろ。
外車(みたいにデカいチンコ)
を持ってたとしても、それを運転する人の運転テクニック(=攻めるテクニック)
が伴ってなければ事故になるだろ?そしたら助手席の女(=ヤる相手の女)に怪我させちまうかも知れん。」
待ってくれコイツの下ネタが高尚すぎて理解できない。
ある意味賢いよな?車の種類に下ネタを繋げるなんて…。
「ああ………確かにそうだな…。」
とにかく、未乗については今の会話だけで全てがわかってもらえたと思う…。
煤賀未乗(すすが みのる)
身長183/黒髪短髪/肌色は褐色/運動神経抜群/陸上・バスケ・サッカーなど様々な運動会系クラブを行き来していたが、結局今は帰宅部/本性はただの下ネタ好きな男子高校生/マイペースで飄々としているが思いやりがある/女好き/美しすぎる筋肉()
可愛いものやエロいものに目がない(笑)
圭哉と同じくらいにはモテてます(笑)
一通りキャラクターの紹介を終わらせましたので、次から話の進むスピードを上げていく予定ですm(__)m
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