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球技大会練習
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圭哉「おぉっしゃナイスカット!!」
弘「ハッハッ、これぐらい楽勝やわぁ~、もう楽勝すぎてどーしよー俺♡」
未乗「弘!前来てんぞ!!」
弘「え?………どわぁっ!?!?」
俺達は球技大会まで、体育の時間の度に出る競技の練習試合をひたすらとする。
球技大会も近くなってきて、俺達は順調に(?)作戦やそれぞれの動き方を考えて強くなってきている所だ。
ま、そもそも元の能力値が全員高いんだけどよ。
未乗がいたら大体何の競技でも勝てるわww
ピーっと音が鳴り、試合が終了する。
一時間の授業が50分なんだが、できるたけ多くの対戦相手と当たるように15分を一試合としてローテーションしていく。
俺達は次のコートに待機しながら次の相手について話し合う。
弘「そろそろ氷鉋さんと当たるんちゃう?」
圭哉「あー………、多分次当たるな。」
未乗「お前ら氷鉋さん知ってんだ?どーやらバスケ強いらしいぞ」
前見たとき、フツーに太股んとこが筋肉質だったもんな。
細かったけど。
…てことは氷鉋さんが汗をダラダラ流しながら必死にバスケするってことか…。
いやいや何考えてんだよ俺!?うっかりこの前の光景がフラッシュバックしそうだったわ!!
…って考えてたらフラッシュバックしてきたし!!
ヤバいヤバい…
弘「どーしたんよ、そんなんで大丈夫??氷鉋さんの色仕掛けに引っ掛からんよーにな(笑)」
…っうぉぉい、どうした弘、そんな上目使いで俺を見上げて。可愛いじゃねぇかよ…
あああぁダメだ落ち着け俺!!!!
試合の挨拶の為に並び、始めは俺は応援に専念する。
氷鉋さんのチームも中々によく動く。きっとすばしっこいのが多いんだろうな。
「いけいけそのままシュートいける!!!!」
「あぁっ弘なんで入れねーんだこのノロマ!!」
応援っつーか主に弘に暴言吐くだけだけどな(笑)
相手チームは開始2分ほどで誰か抜けてきた………っと思ったら氷鉋さんじゃねぇか!
圭哉「………」
詠「………………」
と、取り合えず気にしてない感じで応援に専念しよう!
それにしても氷鉋さん、交代早くね?
体力無いとか?
いや、そんかヒョロっこくないよなあの人…
圭哉「おお未乗ナイっシュー!!!このまm…」
詠「ねぇ圭ちゃん」
圭哉「!?!?お、俺?」
話しかけられないように段々距離を取っていってたら、すたすたと俺の隣に来て(やたらと密着して)、笑顔で話しかけられた。
圭ちゃんってなんだ!?
しかも名前なんで知ってるんだろう。
俺の周りマジで怖いわ…。
詠「そ。この前はありがとね」
そんな簡単に前の話を出すなよぉお…!!
こっちは、必死で忘れようとしてるのに…
圭哉「あ…いえ、」
詠「お礼、いつならさせてくれる?」
圭哉「いや、礼とかは要らないんで…」
すると氷鉋さんは「えー…」と言って膨れる。
…可愛いな。
詠「じゃあさ、このゲームで俺のチームが勝ったら、圭ちゃんの次の一時間頂戴?」
圭哉「え?ちょ、」
詠「はい、誰か交代してくれる??」
圭哉「ま、待って俺も誰か変わってくれ!!」
次の一時間をあげるってことは、何か脅迫でもされるか、襲われるかってことだよな…?????
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