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片思い…?
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フジ視点
あの日、
桜と共に揺れる金髪、輝くような笑顔、その全てに俺は恋をしたんだ。
でも相手は男だ、どうせこんな俺とは関わらないだろうから諦めるはずだった。
なのにあの人は、俺に声をかけてくれた、笑ってくれた、とてつもなく嬉しかった。
それからあの人…キヨの友達2人とも仲良くなって
4人で絡むことが多くなった。
キヨ、ヒラ、こーすけの3人は、俺のことを変えてくれた、前髪切れって言われた時は驚いたけど、そのおかげで、今クラスにも馴染めている、あの3人にはほんとに感謝している、でも1番感謝しているのはキヨだ、あの時声をかけてくれなかったら、今の俺はいなかっただろう。
そんな時俺は告白された。
女子「あのさ、私…フジくんが好き」
女子「私と付き合ってください」
その子は好きなわけじゃなかった、俺はキヨが好きだ、でも俺がキヨに告白したら、今までの関係が崩れてしまう。
それで俺は
「ありがとう、こちらこそよろしくね」
告白をOKした
これで俺がキヨが好きなことがバレない、でもこれがきっかけでみんなと遊ぶことが出来くなったらどうしよう、そう思ったらいてもたってもいられなくなって、キヨに電話した。
フジ「キ、キヨ…」
多分俺の声は震えているだろう
「俺、告白された」
そこから俺は全てを話した、途中で悲しくなって泣いてしまった、多分自分勝手だって、めんどくさいって言われるだろう、でもキヨは
「お前が不安なことはよくわかった」
「お前が付き合おうがなんだろうが関係ねぇ」
「今まで…いや今まで以上に遊んでやるよ」
「だからお前は安心してリア充してろ」
あぁ、なんて優しいんだろう
フジ「うんわかった、ありがとキヨ」
キヨ「おう」
そう言ってキヨは電話を切った。
そんなに優しくしないでよ
諦められなくなっちゃうじゃん
もし俺が女だったら、キヨに告白出来てたかな、友達以上になれてたかな、
そう思うと泣けてきた、何もかもが悲しくなってその場に泣き崩れた。
「くぅっ…あぁ…なんっ…でぇっ?」
俺はこんなにも好きなのに、大好きなのに
「も…やだよぉ…キヨ…」
何で想いを伝える権利すらないんだよ
「キヨぉ…」
俺は泣きながら呟いた
「大好き」
✄- - - - - - キ リ ト リ - - - - - ✄
最近最新していませんでしたね、最新してない間にも!アクセス数が増えていき、アクセス数2000に到達しました!本当に読んでくださってる皆さんありがとうございます!
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