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態度
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キヨ視点
目を覚ますともう空は明るくなっていた、どうやらあのまま寝てしまったみたいだ。適当に風呂をすませて、髪を拭きながら携帯を見ると、昨日の夜にヒラからチャットがきていた。
『フジが付き合ったって本当?』
今の時間は5時すぎ、ヒラまだ起きていないだろうけど、返信した。
「あぁ、本当だ」
送って少しするとヒラから既読がついた、あいつどんだけおきんの早いんだよ。
『キヨはよかったの?』
「あぁ、フジが幸せならそれでいいんだ」
『そっか』
「うん、でもな」
『ん?』
「今日からどうフジと接すればいいか分かんねぇ」
『それはいつも通りでいいんじゃない?』
「そう…なのか?」
『無駄にギクシャクしても不審に思われるだけだし』
『んで、本当に良かったと思ってるのなら』
『素直におめでとうって言ってあげればいいんじゃない?』
「そうか、ありがとうなヒラ」
『うん、頑張れよー』
「おう」
ヒラのチャットの画面を閉じて少し考えた、確かにヒラの言う通りだ。いきなり態度を変えても変に思われるだけだ、それならいつも通りに接した方がいいんだと思うけど
「そんな簡単に出来ねぇよ」
ただでさえフジが好きな事に気づいて焦ってんのに、彼女まで出来たらもうどうしたらいいか分かんねぇよ、
そうこう考えているうちに、学校に行かないとやばい時間になってきた。
「やっべ、遅刻する」
俺は一旦考えるのをやめて、家を出た。
✄- - - - - - キ リ ト リ - - - - - ✄
最近全然最新出来てなくてごめんなさい、色々用事が重なっていてなかなか書けませんでしたm(_ _)m
なので今日はもう1話最新しようと思います。
後アクセス数が3000を超えました!本当にありがとうございます!これからも読んでいただけると幸いです。
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