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「一夜〜」
上から呼ばれて目が覚める。
ぼやけている視界が定まった先には虎汰郎がいた。
「おはよう。ご飯できたよ〜」
「ん」
目をこすりながら現状を確認する。
録画見てて、虎汰郎の膝に横になって……
そこから寝たのか。
時計を見るともう6時過ぎ。
横から流れてくる匂いから今日は約束していたうどんだ。
「俺が作ろうと思ったのに…」
「ダーメ。というか今日はうどんって俺が決めてたから。」
お互い席に着く。
近くによるほど匂いがきて美味しそうだ。
「いただきまーす。」
「いただきます」
マイペースさが出るいただきますをしてからうどんを食べる。
「ん。うまい。」
いつもながら虎汰郎のご飯はすぐに平らげてしまう。
「「ごちそうさま。」」
終わりは一斉にする。
「虎汰郎、先風呂入るか?」
「へ!?あ、じゃあ。」
いつもとそう変わらない会話のはずなのに様子は違う虎汰郎。
こういうところを見ると虎汰郎をもっと困らせたくなる。
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