沖田side

土方さんに恋してどれくらい経っただろう。
いつも、アピールしているつもりなのに全く気づいてくれねェ。
ったく、どんだけ鈍感なんでさァ。
いつも、バズーカ撃ったり沢山悪戯して気づいて貰おうとしている。
素直になれない自分が憎い。
‥‥‥気づかない土方も土方でさァ！

沖田「いつになったら気づくんでさァ‥‥土方このヤロー！」
土方「"さん"を付けろ馬鹿総悟」
沖田「土方さん？！」
土方「ったく、それで、何が気付けだって？」
沖田「え、‥あ、な、なんでもねェです」

いつからいやがった？！
汗が額から滲み出てくる

土方「‥‥ふぅん。」

そう言うと しっかり仕事しろよ と言って俺の部屋から出て行った。

びっくりした‥。
______いつか、気持ちを伝えることはできるんだろうか。

俺は、自室の畳に寝転んだ

沖田「‥‥くそやろー」

部屋に俺の声が響いた。
早く気づけよ‥‥俺、こんなに女々しかったか？

そんなことを思いながら、夢の中へ吸い込まれていった。