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建物の中
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「こっちに来たはずだ!」
少し遠くから誰かの声が聞こえて来た。
「ヤバっ!ちょっとこっちに来て!」
「どうして?」
「イイから!」
グイッと腕を引っ張られながら古びた建物の中に入ると入り口の左隣の通路を歩いて2つ目の部屋に入った。
中はガランとしていて何も置かれてはいなかったがカーテンだけは大きな窓に付いていた。
「あの・・・。」
「静かに!」
「うゔ!」
そう言われて僕は口を塞がれた。
外から数人の足音がバタバタと聞こえて来て建物を通り過ぎて行った。
何が起こってるかわからなくて怖さで身体がガタガタと震えだした。
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