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シリアス壊しましたね
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ったく、なんで橘様がこの見た目ヤンキーと仲良く受け付けなんてしないとダメなんだよ。
まぁ、伊宮のこと大好きだけどね☆
「きめぇ。」
「えっ、聞こえてた?」
「ガッツリな。」
「すんませんでした。」
はぁ…。
もっとね、こう!可愛い子とね、うん。
きゃっきゃっ、うふふと受け付けしたかったよ。
こんな脳内、女だらけ(仮)の奴と。
でも…
「ねぇ、伊宮。」
「んー?」
「いいんだよ、今は。」
「なんだよ、ビッチ。急に」
「ねぇ!今はさぁ、こう、シリアス?的な展開じゃん??」
「いや知らねーよ!」
「はぁー…まぁいいけど。いいんだよ。」
「何がだよ」
「今は無理して女好きって嘘つかなくて。俺達2人しかいないんだからさ、ふつーに男が好きだって言っても。」
「……なんのことだ。」
「伊宮のそのこと知ってるのは俺だけなんだからさ。」
「馬鹿言え。それで誰かに聞かれたりでもしたら終わりなんだよ」
「何が終わりなんだよ?」
「全部が。それに新入生がいんだろ」
「まぁそうだけどさ…。」
伊宮には、秘密がある。
それは、俺しか知らない。
でもさ、俺は伊宮の味方だから。
何があっても。
ま、伊宮には言わないけどねー
こーんなイケメソ☆で完璧な俺がいるんだから伊宮は大丈夫だけど。
それでもいつか、……ね。
伊宮が笑顔になれるような人が現れれば、いいかな。
これは、俺の勝手な願い事だけどね。
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