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お散歩④*
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すでに腰が抜け、まっすぐに立つことができなかった。
悠斗は車内でおねだりをしたことを後悔した。
自分はいまどんな姿をしているのだろうか。
以前に風呂場の鏡で見せつけられた自分の姿が脳裏に浮かぶ。
頰を紅潮させて、淫らに腰を振って、全身で男を誘うような卑しい姿…
それが周りに曝されるようで、悠斗は自分の服を掴んで肌が露出していないことを確認した。
「行くぞ、悠斗」
「……っ」
不安げに九条を見上げて、手を引かれるままゆっくりと歩き出した。
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