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リクエスト② 筆責め 2
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「ひ、みや、さっ…もうっ…」
やだやだ。
筆で優しくなんて物足りない。
「ククッ、くすぐったいか?それとも気持ちいい?」
「あっ、あんっ…りょ、ほ…。両方…んぁっ!」
性器を撫でていた筆先が、スゥッと足に滑って足先まで辿っていった。
「あぁっ!」
やばい。
足の指の間は反則だ。
「クッ、好きか、ここ」
バレた…。
だってそこ、くすぐったいのに、やばいくらい気持ちがいい。
「ククッ、小さく可愛い足の爪。そのまま裏は…土踏まずもちゃんとある」
「やっ、あは、ははははっ!」
ひゃぁ!
足の裏はくすぐったいって。
「やめっ…やめて、ギブギブっ…」
「ククッ、ならばほら…」
ぐるんとうつ伏せに返されて、足の裏から踵に、踵からふくらはぎへと毛先が滑る。
「あっ、あぁっ…あんっ」
太ももへ、尻へとやってきた筆先に、ゾクゾクと腰が震える。
「ククッ、次は、ここだ」
愉しげな笑い声と共に、ぐい、と双丘が割り開かれた。
「やっ…」
ふわりと蕾に空気が触れて、恥ずかしさから首を振る。
火宮はそんな俺の羞恥に構わず、片手の指でお尻の穴を露出させたままキープする。
「あぁ…見、な…で…」
じっと注がれる視線を感じ、たまらず涙がポロリと溢れた。
けれどそれはアイマスクに吸い取られ、頬には伝わない。
「ふっ、きゅっと締まった、可愛い穴だ。皺が寄って、綺麗なピンク色で、ヒクヒクと物欲しそうに息づいている」
「言わな…で…」
「さぁ、筆で触れたら、ここはどうなる?」
っ!
「あぁぁっ…いぁんっ、あぁッ」
ゾワッ、と感じたのは、くすぐったいのに、たまらない快感で。
「やっ、あぁっ!」
「ククッ、くすぐる度に可愛らしく収縮する」
「ばっ…」
バカ火宮。
もう本当、何してるの…。
こんなの恥ずかしくてくすぐったいだけなのに…。
「腰が揺れているぞ。ん?シーツにペニスを擦り付けて」
いいのか、と揶揄われる言葉に、俺は自分の性器が完全に勃ち上がり、快感を貪ろうとしていたことに気がついた。
「そ、んな…っ」
「ククッ、感じるか。おまえも好きだな」
淫乱、と囁かれる声に、必死で首を振る。
「嘘つき」
「嘘じゃ…」
こんなの、こんなの違う、って思うのに、ゾクゾク痺れる快感は本物で…。
「ククッ、嘘つきには、罰だ」
「え…」
このどS。
愉悦に揺れる笑い声が憎らしい。
「こちらは好きそうだから…ならばこっちは」
「っ!嫌だっ!」
すっと蕾を撫でた筆先が遠ざかり、くるんと持ち替えられただろう、硬く冷たい感触が、お尻の穴に触れた。
「やめて!火宮さんっ…」
筆の柄だ、と気づいた俺は、必死で暴れた。
そんなのを入れられるなんて、冗談じゃない。
「ククッ、そんなに嫌か?」
バタバタと足を暴れさせる俺に、ひとまず筆は離れていく。
ホッとしながらコクコクと頷いたら、火宮の愉しそうな笑い声が聞こえた。
「ならばチャンスをやろう」
「え…?」
チャンスって…。
「これは筆だ。本来文字や絵をかく道具だろう?」
うん。当たり前だよね。
それをこんな間違った使い方をしているのは誰だ。
火宮にだけは言われたくないまっとうな使用法を突然言い出して、なんのつもりだろう。
「ククッ、今からおまえの背中に文字を書く」
「はぁ」
「なんて書いたか当ててみろ」
「はぁ?」
なんだそれ。
それがチャンスって…。
「当てればご褒美。当たらなければ…」
筆の柄を突っ込まれるってことか…。
意味深に切られた言葉の先は言われなくても分かった。
「っ…」
はぁっ、まったくこれが、恋人にする仕打ちか。
本当どSで、あんまり意地悪でどうしようもないと思うのに。
「分かりました…」
火宮が楽しいんなら、付き合ってやりたくなるから、俺こそどうしようもないよね。
「ククッ、覚悟はいいか?」
「いつでもどうぞ」
やると頷いたからには絶対に外さない。
意識を集中させた背中に、ふわりと筆先が触れた。
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