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リクエスト14 媚薬7
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「ちょっ、あっ、待っ…」
俺に動けといいながら、ズンズンと下から腰を突き上げる火宮に、俺はガクガクと揺さぶられるだけになる。
「あっ、あっ、あんンッ…」
ナカのイイところを的確に擦り上げられて、たまらず性器がビクビクと震えた。
「ひっ、あっ、火宮さっ、刃っ、じんっ」
ジーンと痺れた頭が、ただ自分の快楽を追求するためだけに走り出す。
「あっ、いっ、イイ、そこっ、じんっ」
パンパンと肌がぶつかり合う音が響いて、ナカがますますキツく締まった。
「クッ、いい眺めだ」
「あっ、やっ、見、ない、で…」
「ククッ、だがもっと」
「っ、あぁっ!」
ズリュッと内壁が抉られる感覚がして、繋がったまま身体が返された。
「ふぁっ、あっ、あっ、あァッ!」
「クッ、ハッ、止まらない」
ガシッと腰を両手で掴まれ、後ろからガンガンとナカを穿たれる。
「ひっ、あっ、イく。イッちゃうーっ」
言葉が早いか、ピュッと中心から白濁が飛び散り、パタパタとシーツを汚した。
「クッ、締まる」
「あっ、あっ、イッてるっ。イッたのにーっ」
「まだまだ」
「ひぁぁぁっ!」
ぐっ、と身体を起こした火宮が、四つん這いになった俺を後ろからまだまだ追い立てる。
達したばかりの身体をなおも攻められ、頭が、身体が、バラバラになってしまいそうだ。
「あっ、もっ、やだ。やだっ…」
「クッ、ウ、いいぞ、翼、最高だ」
はぅぅ、絶倫…。
これが火宮に媚薬を飲ませた結果なのか。
ちょっと乱れる姿が見たいなんて、俺が甘かった。
「あっ、んッ…もっ、やぁぁぁ…」
もう出るもののない身体を容赦なく揺さぶられ、苦痛に近い快感に翻弄される。
快感を越えた快感の中、俺はゆっくりと遠ざかっていく意識を、そのまま無抵抗に手放した。
✳︎
「しかし、こうも簡単に罠に嵌るとはな」
「はぁっ、わざと翼さんの目につく棚に、翼さんに分かりやすく小瓶を置き?しっかりと目論みに嵌った翼さんを抱き潰した挙句、本日は1日寝かせておいてやれですって?」
ボソボソと、リビングで会話を交わすのは、火宮と真鍋だ。
「ククッ、薄めてあったとはいえ、媚薬は本物だ。さすがに翼の足腰は立たないよ」
「はぁっ、学校は」
「適当に理由をつけて欠席させろ」
「………」
ジトッと呆れた目をする真鍋に向かって、火宮のそれはそれは鮮やかな笑みが花開く。
「まったく、あなたという人は」
「お言葉だがな、そもそも媚薬の瓶を見つけた時点で、俺に盛ろうと考えた翼も悪いからな」
「どっちもどっちです!」
このバカップルが、と呆れ果てた真鍋の呟きが、翼のいないリビングにポツリと落とされた。
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