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嫌いな相棒
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太宰side
最近中也の様子がどうもおかしい。
笑う時も無理して笑ってるようみたいだし笑うと痛そうな顔をする。
もしかしてまだ怪我が感知していないのか…
嫌でも…中也は嘘をついたことがない、もしも嘘をついても馬鹿正直な中也が誤魔化せるはずが無い…
少し様子見かな…
あーもう最近中也のことで振り回されてばっかりだよ!
中也は人の気持ち少しは考えて欲しいよねッ!
私は…中也のことこれ程も愛しているのに。
……もうこんな事考えてる暇なんてない!中也の部屋に乗り込もう。
立って中也の部屋に向かう。
中也の部屋からは物音がドンドンと聞こえてくる。
………中也…?なにやってるんだ…?
すると中からガシャーンというガラスが割れるような音がした。中也の様子が心配で来た部下達もその音を聞いて少し動揺していた。
もちろん部下だけじゃない。私も動揺した。
中也………
するとガチャっと中から血だらけの中也が出てきた。
「!!中…」
「さっさと帰れ」
中也はそう言い残して中に入ろうとした。
中也が中に入ろうとすると私は扉に手をかけてそれを阻止した。
「なっ、離せ太宰!」
「嫌だね」
すると中也が目を光らせる。
っ、異能力をこんなところで使う気か…!
「っ、異能力…汚れっちまった悲しみに!!」
「中也…!異能力!人間失格!」
「っ、太宰!いい加減にしろ!ふざけんじゃねぇ!俺に構うな!」
「構うよ!!」
「なんでだよ!!!」
「君がきになって仕方ないんだよ!!」
あ、言ってしまった。終わりだ。もう。
もういいや。これで終わりならぐちゃぐちゃにしてあげるよ中也…。
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