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嫌いな相棒
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中也side
『君が気になるからだよ!』
そう言った太宰を俺は見つめる。
は…?気になる…?俺のことを毛嫌いしているお前が?無い無い。どうせ駆けつけて面倒臭いことになったからそう言っただけに違いない。
だから違う。
太宰が俺を気にしてるはずがない。
なのに、なのに…なんでこんなにも…
嬉しいんだ……?
「中也、中に入って」
「は…?」
太宰は俺の部屋にズカズカと入ってきて鍵を閉める。
な、何勝手に鍵閉めてんだよ…おかしいだろ……
「中也」
「なに…んぅッ!?」
太宰が俺の名前を呼ぶといきなり唇を塞いできた。
無理矢理してきて反応出来なかった俺はそれに応じることしか出来なかった。
「んっんっ、だざぁ…んんっ」
「中也、可愛い…」
「ッ…はぁ!?」
太宰が言った言葉…………可愛い?俺が可愛い?この俺が?そんなわけねぇ…俺は可愛いんじゃねぇ…あ、あぁ、そっか太宰は俺の身長がちっちゃくて勘違いしているだけなんだ…そうだ…うん。
「中也、別の事考えてるでしょ」
「え…」
「あ、図星だったんだね」
「……………五月蝿い!!」
俺が太宰の頭を殴ると太宰は笑う
っ…畜生……調子狂う…………
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