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【ヘアゴム】
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怖い。
怖い。
嫌だ。
怖いよ。
助けて。
無理。
怖いの。
「せき」
…何?
ぱちんっ....!
!?
腕に鈍い痛みを感じる...
?何だ、、?
「あげる。」
あっ、ヘアゴム...
「お前の腕のサイズぴったりだろ?ちょっと隙間もあるしいい感じ。」
え、でも俺髪結う機会あんま...
「いいから一生腕につけてろよ。」
…。
「える〜!友達とSNOW撮って遊んでみたー!!!w」
「…。」
わざと可愛くふざけた写真を見せる俺((
本当に変なやつとかは幻滅されそうで見せたくないんで(乙女)
「…お前。それ気に入ってんの?」
「…へっ!?」
ポーズ??
「へあごむ」
………あっ。
無意識で付けてたヘアゴムを指差しニヤけるえる。
写真の中でも今でも付けてるそのヘアゴムは俺をずっと縛っているえるへの恋心と一緒だった。
「える、好き。」
「知ってる。」
「ありがとう。」
「どいたま。」
ずっと好きです。
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