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求愛と報い 8※R18
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少年はしゃくりあげながら泣いていて、
恭介も泣きながら律動を早めていった。
「い...っ、ぁ...ッ...」
「雛瀬先輩、綺麗」
押し殺すように悲鳴をあげる彼の顔を見つめながら、
乱暴にしたいのを堪えて腰を揺らし続けた。
彼の瞳から涙が溢れる度に興奮して、
どうにかなってしまいそうで
短い呼吸を繰り返しながら、
ドロドロに溶けていきそうな熱を追っていた。
「あ、ダメもうイきそ..」
彼の自身を扱く手を早めると腰の動きも止まらなくなってしまう。
優しくしたいのに、止められない。
「..ひ、あ..っ、ア....ッ!」
びくびくと彼の腰が跳ねる。
手の中に熱い液体が飛び散った。
その熱を感じて、ぞくりと背中が震えた。
「雛瀬先輩...っ」
恭介は彼の両足を抱え上げ、激しく欲望を打ち付け
やがて果てた。
彼の中に精を吐き出しながら、
震え続けている少年を抱きしめた。
溢れる涙を止められずに、彼の頬に口付ける。
「中に出しちゃった..ごめんね雛瀬先輩、ごめん...」
謝りながら彼の頭をぐしゃぐしゃと撫でて、
その香りに顔を埋める。
雛瀬先輩の匂いがする。
それが堪らなく幸せで、
恭介は暫く彼を離すことが出来なかったのだった。
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