アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
嵐のメディアマイスター 2
-
色素の薄い茶色っぽいつり目と左目の泣き黒子が相まって厳しそうな印象を受けてしまい、硝子は思わず唇を噛んだ。
「超文字上手じゃん!?なんかやってた?」
「....え?」
「すげー印刷されてるみたいー。羨まし」
茶々はキラキラした瞳でノートと硝子を見比べている。
なぜか恥ずかしくて、どうにかしてノートを取り返せないかとわたわたしていると茶々はパタンとノートを閉じてこちらに返してきた。
そして腰を折って硝子に顔を近付けてくる。
「雛瀬に頼みたい仕事あるんだけど」
「....え、仕事..?」
「後でまた話そ」
そう言って彼は硝子の肩に触れると
再びプリントを配り始めてしまった。
一体なんだというのか、硝子は暫く固まってしまって
その間にチャイムがなってしまった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
65 / 229