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綾人はいつもの三人と一緒に帰った。
「やっぱり強いな。」
「先輩のペアでボロ負けだったんだ。俺達が戦ったらどうなるか…」
ここから駅まで四十分ほど。バスを待つよりも早いので歩く方を選んだ。
四人は話しながら駅まで向かった。
◆ ◆ ◆
「じゃあな。」
「うん、じゃあね。」
三人と別れた瞬間、どっと疲れが襲ってきた。
足がパンパンで重い。
さっきから少し体が熱く、嫌な予感がしていた。
(もし、これが発情期だったら…いや、辞めよう。考えるのは。早く、家に帰れば大丈夫。)
「ただいま」
家に着くと綾人の所に走ってきた。
「綾人…!」
足に力が入らず、綾人は倒れてしまった。
「だい、じょうだから…優に迷惑、かけたくない…」
呼吸が荒い綾人を抱き上げた優は自室に急いで連れていった。
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